低温調理で美味しく調理するために必要なこと

徹底した温度管理と加熱時間管理

お肉がやわらかく美味しい温度とは

一般的に65度を超えない温度(ステーキでいうミディアムレア)が理想と言われています。

理由は、65度を超えると急激にお肉が縮みだし旨みである肉汁が流れ出すため、固くなりパサついた印象の仕上がりになってしまいます。お肉が固いと思う原因の一部がこの加熱温度です。

低温調理のラムチョップ

食中毒にならないための加熱時間とは

中心温度が75度以上で1分間の加熱というのが厚生労働省で推奨されています。

さらにこれと同等の加熱殺菌条件として70度で3分、68度で5分、65度で15分、63度で30分というデータがあります。

低温調理の場合には中心温度63度で30分以上の加熱というのが望ましいですね。ジップロックで調理している場合には、途中で取り出して中心温度が63度になっていることを確認してから30分のタイマーをかけると良いかもしれません。

お肉のやわらかさを保持しつ食品内の細菌等を殺菌することが出来るので、低温調理する際の指標になりますね。

低温調理を始めるその前に

お肉の表面に焼き目を入れて香ばしさをアップさせる

お肉の表面に焼き目をつけて(メイラード反応)香ばしさをアップさせてから、低温調理をしましょう。

メイラード反応のイメージ

表面に高温で焼き目をつけることで、美味しさの素である肉汁の流出を防ぐことが出来るので、低温調理との相性バツグンです!!